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インターンシップと教員養成・教員研修の新たな試み

学外活動の継続的な取り組み ―わくわくサタデー・がやっこ探検隊

学外活動支援委員長

概要

 教育ボランティア活動に携わる学生団体の中でも、「地域の子どもとの交流活動」を目的とし、学生たちが中心となって活動の企画・運営を行うものとして、わくわくサタデー、がやっこ探検隊がある。わくわくサタデーは、土曜日に小学校でレクリエーション大会を行っている。小学校1校を会場とし、学級教室、特別教室(理科室等)、体育館や廊下などさまざまな場所で、約3時間にわたり種々のレクリエーションを行う。年間では春学期に2回、秋学期に2回の計4回開催する。レクリエーションは数種類のコースが用意され、それぞれは日本の伝統遊び、ダンス、外国の遊び、運動、ものづくり、謎解きといったテーマを軸にストーリー仕立てで進行する。がやっこ探検隊は、保土ヶ谷区役所との連携事業としてサポートを受けながら、区下小学生を対象に年7回の活動(キャンプ、区民祭りへの出店、農業体験、おかし作りなど)を行っている。春先に小学生80名を募集し、その80名が全7回に参加するため、回を重ねて交流が深まる点に特徴がある。大学3年生から総括担当者を1名選出し、各回ごとの企画長や、子ども5人ずつを班としてまとめるグループリーダーら (8名) と組織を形成している。

今後の展望

 近年、大学生が大学構外で社会的・職業的活動を行うことが重要視されている。今後は、大学の教員養成課程と結び付け、学生の充実感や向上心をより高めながら実践的な教師力を育成することを予定している。



日常型教育実習と研修(初任者)の 一体化へ向けて

文部科学省「教員の養成・採用・研修の一体的改革推進事業」担当教員

拠点小学校における初等教育FW研究活動

概要

拠点小学校における初等教育FW研究活動

 平成17年度より実施してきた初等教育FW研究活動の中でSV(スーパーバイザー)が拠点校の重点研究の講師となり教員の授業支援にあたったり,アドバイザーとなったりする機会が見受けられた。これを受け,平成29年度は,文部科学省「教員の養成・採用・研修の一体的改革推進事業」を受託し,横浜市教育委員会とともに養成・研修一貫型アンダーナイン教育システムの開発を試みた。具体的には,6つの拠点小学校で学生が日常的な教育実習 (初等教育FW研究) を行う過程で、SVおよび大学教員が関与しながら教職歴5年未満の教員を育成するようなモデルケースを模索した。

 例えば、A小学校では、すでに教員採用試験に合格している4年次生が、教職歴5年未満の教員のクラスに配属され、両者がともにSVの指導・支援を受け協働的に学んだ。また、B校では、3年次生と4年次生がベテラン教員のクラスに配属され、そこを拠点に教職歴5年未満教員の授業を参観したり、大学教員とともにメンター活動に参加したりした。このように平成30年度は、6つの拠点小学校での活動による異なる養成・研修の一体化に向かった試みが展開された。

 また、平成30年度は、2つの拠点小学校で6名の教員採用試験合格者(横浜市)が4月からの教職に向けて、SVの指導のもと、経験の浅い教員と学びあう活動を展開した。

今後の展望

拠点小学校におけるメンター活動
―SV・ST・大学教員の参加

 今後も初等教育フィールドワーク研究を展開するとともに養成と研修を一体化するような試みを継続したい。



学校現場で学生と教員が共に考えるインクルーシブ教育

学校教育課程特別支援教育担当教員

概要

 現代的な教育課題の一つとして注目される「特別支援教育・インクルーシブ教育」について、大学と地域の学校が連携し、教員を志望する学生が学校教育現場での実践を理論と結び付け多面的に検討し深い学びを得るような教育システムを検討する実践研究を行った。実践の場は、横浜市内のA小学校の個別支援級と個別支援級の児童が在籍する交流級である。平成28・29年度に参加した大学生・大学院生は10名で、各自が担当児童を決め、朝の会から1・2時間目に参与観察と支援活動を、その後休み時間から3時間目に校長室にて、個別支援級の担任、学校長等と共に、学習、生活、対人関係、また交流級での適応の課題の見取りについて報告し議論を行った。後日大学におけるゼミの時間に、各自の観察参与をまとめたレポートを発表し全員で各ケースの現状把握と支援手立ての検討を行い、次回の教育現場での取り組みへと活かすこととした。

今後の展望

 本実践はA小学校から高い評価を受け、今後も継続した取り組みを求められている。今後は交流学習の在り方と児童の障害理解教育にも焦点をあてる。



高校生インターンシップ

高校生インターンシップ担当教員

概要

 将来、教員になりたい県内高校生に、横浜国立大学教育 学部の模擬授業を体験してもらい、本学部への進学動機を 高めるのが主な目的です。平成30年度は、8月上旬のオープン キャンパスの初日を含む5日間に実施しました。様々な専門領域より現代的な教育課題を解決するための アクティブ・ラーニングを提案しているため(右表参照)、参加 者からは好評を得ています。毎年、本インターンシップを受講した生徒が本学部に入学してきており、高大接続に一役 買っている取り組みだといえるでしょう。

今後の展望

 神奈川県、横浜市、川崎市、相模原市の教員を養成していく使命を果たすため、地域の学校教育を担いたいと強く願う高校生たちをさらに呼び込みたいと考えます。そのためには、高大接続の強化を図り、横浜国立大学教育学部で学ぶ意味と意義を周知していく必要があります。

平成29年度高校生インターンシップ模擬授業テーマ一覧

  1. 高校生のための心理学入門 ―心理学と教育との関わり―
  2. 特別支援教育入門
  3. クモの糸で見る不思議なナノの世界
  4. 高校生のための数学入門
  5. 気象学入門 ―空についてわかっていることいないこと―
  6. 言葉と教育
  7. 「生活」の視点から学ぶ日本史
  8. 理想の教育をデザインしてみよう!
  9. 高校生のための初等音楽科教育法
10. こどもの「からだ」 ―体力、学力、健康、心の視点から―



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