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第33期(平成24年度入学)教員研修留学生の修了式が行われました

 教育学研究科が毎年受け入れている教員研修留学生の第33期生(平成24年度入学)3人が1年半の研修を終え、3月5日、教育人間科学部事務棟で修了式が催されました。

 今年修了を迎えたのは、韓国出身のパク・アヨンさんとファン・グンソクさん、それに中米・コスタリカのモリス・アナ・ルシアさん。修了式では卒業記念の鮮やかなブルーのストールを掛けた1人ひとりに、髙木まさき教育学研究科長から修了証書が授与されました。続いて髙木研究科長がいじめや不登校、学力低下などの学校教育をめぐる問題は依然多いものの、「教師の努力で子どもも学校も変わりうる」と指摘しました。21世紀を生きる子どもたちのために、ともに学び合いながら国境を越えて頑張りましょうと告辞を行いました。
 これを受け、修了生代表のファン・グンソクさんが「この留学経験を通じ、以前に比べ格段に広い視野を持てるようになった」などと留学生活の思い出を振り返りながら、日本語で答辞を述べました。
 このプログラムは、1980年(昭和55年)に創設された現職教員を対象にした国費留学生制度。3人は平成24年10月に来日後、日本語や専門分野の授業に加え、日本の社会や教育などに関する授業を受講。社会・文化施設の見学、学校現場での授業参観、日本人との交流イベントなどにも積極的に出掛け、日本社会に溶け込んできました。

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