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教育人間科学部卒業生・在学生がPFF(ぴあフィルムフェスティバル)アワード2016入選

受賞情報

教育人間科学部人間文化課程を2015年度に卒業した三浦翔(みうら しょう)さん(東京大学大学院学際情報学府文化・人間情報学コース在学中)が監督した映画『人間のために』[2016年/62分/カラー] が、PFF(ぴあフィルムフェスティバル)アワード2016入選を果たしました。監督のみならず、映画『人間のために』に撮影・音楽・製作・出演で携わった全員が教育人間科学部の卒業生・在学生です(人間文化課程卒業生・在学生19名・マルチメディア文化課程卒業生1名・学校教育課程卒業生1名)。監督:三浦翔/撮影:宮崎輝/音楽:上田由至/製作:兒崎汐美、窪田悠希、原山果歩、石原桜、宇都広樹、平原麻奈美/出演:楠田ひかり、吉水佑奈、小野寺里穂、伊藤隼平、城李門、秦良介、三浦翔、堤正喜、廿楽龍太、山川咲子、本村宗一朗、孫沢群、谷口亮介。この映画は自分たちの学ぶ大学の或る部門が何者かによって一方的に廃止を決められ、憲法違反の声が高まる最中に何者かによって或る法案が強行採決される法治国家・民主国家で、信じることのできる言葉を探して胎動し始めました。観客は切断しきれない社会の澱みに揺さぶられつつ、画面のなかから清冽な言葉が立ち上がるのを見ることになるはずです。
「授業でシュプレヒコールを叫んだ先生は大学を辞めさせられた。真相を知るべく、都市の中に先生を探す生徒たち。演劇部員の里子は過激な反政府活動に熱中している。部員たちが革命のためのリハーサルを行う中、里子は政府のお役人を殺してしまう。里子を裁くため演劇部員による裁判が行われる。現実の社会情勢とフィクション、ドキュメンタリーと演劇の狭間で、学生たちは都市を舞台に変えていく。政治と芸術が併走していた時代への憧れなのか、それともまったく新しい時代の幕開けなのか。彼らはあらかじめ失われた彼ら自身の言葉を、探し続ける」(PFF アワード2016作品紹介より)。


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