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教育人間科学部学生による「津波の伝わり方と防災」の特別授業を、附属鎌倉中学校において実施

2011年6月6日、教育人間科学部学校教育課程理科教育コース3年生の学生による特別授業、「津波の伝わり方と防災」が、本学附属鎌倉中学校にて行われました。

この企画は、教育人間科学部学生の教員としての資質・能力、特に理科の授業構想力と実践力、評価力の向上を目指して、専門科目「理科教育特講Ⅰ」(授業担当:加藤圭司教授)の授業の一環として実施されたものです。
今回の理科の授業では、本年3月の東日本大震災を受けて、海岸部に程近い附属鎌倉中学校の生徒達が、大地震による津波に対してより正確な知識を得ると共に、災害時の対応策を自分事として考えることができるようになることが目標として掲げられました。

授業の中では、鎌倉市の現在の防災対策が紹介されたり、津波の到達メカニズムに関するモデル実験が行われ、大学生が準備した学習活動に生徒達も大いに引き込まれているようでした。
授業実施後は、大学教員と附属学校教員(岡正敏教諭)を交えた振り返りが行われ、理科の授業づくりに対する活発な意見交換が行われました。

授業後、附属鎌倉中学校の岡教諭から、「大学や地域と連携を図ることで生徒の学習環境を充実させることができる点で、大変有効な取り組みだと感じました。今回の特別授業を機に大学院生や学生と教材等の共同研究を進める事ができれば、さらなる連携を図ることができると考えています。」との御意見をいただきました。

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