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2011年度 がやっこ科学教室(第1~4回)を開催しました

教育人間科学部では、平成17年度より 保土ケ谷区の委託事業として区内在住・在学の小中学生を対象に「がやっこ科学教室」を開催しています。この事業は、身近なテーマについて取り上げ、実験や実習を通して、子どもたちも科学に対する興味・関心をさらに高めることを目的としています。今年度開催予定の7回のうち、8月に行った4回の開催内容を紹介します。

プログラム、考え中!
プログラム、考え中!
第1回は、「コンピュータープログラムをつくろう-タイヤで動くロボットのコントロール-」と題し、鬼藤明仁講師が担当しました。2011年8月5日(金)13:30~16:00の日程で、本学情報基盤センターのパソコン教育室Bにてプログラム作成の体験教室を実施しました。小・中学生と保護者あわせて20名が参加しました。パソコンのソフト上でフローチャートをつくり、シミュレータでプログラムが実行されるのを確認しました。また、車輪走行型ロボットを組み立て、自分で作成したプログラムを書き込みました。プログラムの通りにロボットが走ることや、ライントレースするのを見て、参加者は驚いたり喜んだりしていました。
ホシズナの説明に聞き入る参加者
ホシズナの説明に聞き入る参加者
第2回は、2011年8月10日(水)13:00 ~15:00に「ホシズナで星座をつくろう−空の星、海の星−」と題して、河潟俊吾准教授が担当しました。保土ケ谷区の小学3年生~6年生の15名とその保護者が参加しました。まず、星座とホシズナを解説した小冊子を製作し、真夏の代表的な星座の名前とホシズナについて紹介しました。次に、黒画用紙・色セロファン・画鋲などを用いて好きな夏の星座の下絵を製作し、最後にホシズナをあしらって星座を完成しました。光にかざすと、星座の形が透けて見えました。親子で楽しい時間を過ごすことができました。

自作の百葉箱で大気観測
自作の百葉箱で大気観測
第3回は「お天気・大気観測-マイ百葉箱を作ろう!!-」と題して、8月20日(土)13:00 ~15:00に、筆保弘徳准教授が担当しました。小学3年生~6年生が計9名とその保護者が参加しました。百葉箱は知っているけどその中には何が入っているかは知らないという子ども達と、百葉箱を開けてみることから実習は始まりました。そして、乾球温度計と乾湿温度計のこと、どうやって大気の気温と湿度を計っているかを学び、2個の牛乳パックなどを使った百葉箱を製作しました。身近にあるもので簡単に作れてしまう百葉箱にみんな感動。最後には、完成した自分だけの百葉箱を外に持って出て、気持ちの良い真夏の空の下、気象観測を楽しみました。

カイコの観察
カイコの観察
第4回は、2011年8月26日(金)13:30 ~15:30に「虫の子どもを見てみよう-森や川にいるいろんな虫の子どもを観察しよう-」と題して、西栄二郎准教授が担当しました。参加者は、小学校2~4年生7名、保護者6名でした。実習ではまず、アゲハチョウやアカタテハの幼虫、カイコ(カイコガの幼虫)を観察し、チョウとガの幼虫の違いなどを学びました。次に、セミの幼虫の抜け殻(脱皮殻)を観察して、県内に産する6種の見分け方を習得しました。最後に、トンボの幼虫、ヤゴを観察しました。子どもたちは、身近な場所にいろんな虫がいて、その幼虫の時代と成虫の時代の体の作りがどれだけ違うかを学んでいました。
本年度の夏の科学教室は、計4回で多くの小中学生の皆さんに参加していただきました。冬の科学教室が12月に3回開催されます。詳しくは、保土ケ谷区の広報等をご覧ください。

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