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【7/31】ゆかたファッションショーを開催しました!

2012年7月31日、附属図書館メディアホールにおいて、ゆかたのファッションショーが開催されました。
当日お披露目されたゆかたは、教育人間科学部 薩本ゼミの学生たちが半期をかけて手作りしたものです。
教員養成のための「被服造形学及び実習Ⅰ」でゆかたを題材にしたのは4年前からで、
現場の家庭科を担う教員として被服製作の技能を習得するだけでなく、
日本人としてきもの文化を被服構成面からも学んでもらいたいと考えての選択がはじまりとのことでした。

薩本ゼミより開催レポート

 最近は、中学・高校の家庭科で被服実習の機会が減り、家庭でも親子で被服や小物の製作などをする家庭が減少気味なため、被服製作が苦手な学生が増加傾向です。学生たちにとって、ゆかた製作は結構なハードルのようで、途中、まさか・・・留年!?と危うい学生もいた一方、さすが家庭科専攻と思われる、腕に自信のある“裁縫女子”も数名いて、高価な反物を選ぶなど、意気込みを見せてくれて頼もしかったです。
 今年は、履修学生11名のうち、8名が女子、3名が男子でした。男子のうち2名は家庭科専攻ですが、あとの1名は韓国からの留学生で、人間文化課程の学生でした。彼は、糸も針も触ったことがないという全くの初心者でしたが、とても熱心で、毎回遅くまで居残って、次週までの宿題をやり終えてから帰宅していました。 今年はダンス部所属の学生がメンバーにいて、みんなをリードしてくれ、ダンス主体の楽しいショーになりました。
 ショー後の内輪の着装テストでは、自分の製作したゆかたのチャームポイント、柄や生地について解説したり、ゆかたの製作過程の苦労話や実感した感想などを報告しあいました。
 製作を通じて日本人のもったいない精神や裏の見えない所もきれいに始末する美意識などに気づき、その精神を今後、どこかで生かしたいといった学生もいました。

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