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メッセージ(学部長)

教育学部長 木村 昌彦

今まさにプロティアン教育

 今、世界は前例のない状態に陥っています。経済・経営、政治、教育環等、様々な日常が失われています。このような社会情勢の中で子ども達の教育そして将来の教育を担う教員養成の在り方が問われている時代です。いかなる状況でも学びをとめない。そして学びの質を保証していく必要があります。そのための試みが全国的に実施されています。本学部の教職員も新たな学びを創造すべく必死に取り組んでいます。

 本学はダイバーシティーそしてグローカル(グローバルとローカル)な視点から21世紀への未来を切り開くための教員養成を目指してきました。その考えは今も継続しております。

 みなさんの自分は何をしたいのか、どのような教師を目指すのか、つまり本当の自分の考え方を明らかにすることを共に考えることをミッションとし、環境の変化にどのように対応していくのか適応能力(アダプタビリティ)を高めるために実践的授業を積極的に導入しています。

 変化には三つの意味があります。いつの世においても変えてはいけないもの、時代と共に変わっていくもの、そして時代の価値をよんで変えなければいけないものです。今見て聞いているものを診て訊いてみる、さらに観て聴いてみると大きく世界が変わってきます。物事の視点を工夫してみましょう。剣豪宮本武蔵の『五輪書』には相手と対峙するには「観見の目付」が肝要であると記しています。置かれている立場、環境を今一度、見直す事が将来を目指す教員養成には必要だと思います。

 表題の「プロティアン」という言葉の語源はギリシャ神話にでてくる、プロテウスの神を意味します。プロテウスは環境によっては火になり、水になり、時には獣にもと変幻自在に姿を変えるといわれています。 21世紀の社会では雇用制度、物事の価値観、科学技術のさらなる進歩等、多くの変化に直面しています。今回のコロナ感染危機によりパンデミックで時代が大きく変化する中、環境に応じて変幻自在に姿を変え、既存の教育体制、授業方法に捉われずに自らの教育方法は、自分で試行錯誤して獲得する気概とスキルが必要となってきています。 このことを体現するための考え方こそが「プロティアン教育」です。


我々教職員とみなさんで切磋琢磨し力を結集して新たな学び、想像力を獲得しましょう。


教育学部長 木村 昌彦


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